先週読んだ本


最近社長の仕事ってなんだろう、って考えることが多くなっていてふと書店に行ったら「権力ではない権威を求めよ」という文句が気になって買ってしまいました。

ちょっと宗教的な内容も入っていますがこの本で印象的だったのは権力で人は動かせるかもしれないが、権威で動かされた人にはかなわないとのこと。ここでの権力は人が望んでなくても力で人を動かす力。権威は人が望んで動くように働きかける力。

この前読んだ「銀のさら」の社長の本にも書いてあったのですが、「社長」というポジションは仕事を円滑に進める上で便宜上作ってある肩書きなだけであって権力があるとかないとかは関係ない。人はみな平等なのだから仕事上のことでも怒ることはだれも出来ない。怒ることは非生産的。というようなことが書いてありました。

確かにその通りだとおもいます。私もしばしば従業員に怒ってしまいます。ただ怒った後に残るのはポジティブな気持ちではないことがほとんどです。

少しずつですが従業員に進んで仕事をしてもらえるような魅力のある会社にし、従業員ひとりひとりを尊重できる仕組みを作っていきたいです。

金庫処分も信太商店へ