こんど伐採するケヤキの現場調査に伺いました。根が張って周りのアスファルトを盛り上がっております。植えた当初はここまで大きくなることを想定したなかったのと植えた当時はアスファルト舗装ではなかったのかと推測されますが、時代は流れてアスファルト舗装になり、周りに建物が建って、しっかり落葉するケヤキは伐られる運命になってしまいます。
ケヤキはかなり高木で樹形は扇型になるため、かなり広い場所に植えなければなりません。木自体はかなり丈夫で病気にも強いので変な剪定をして病害虫を切り口から侵入させたりしない限りは100年以上は十分育てられます。
街路樹なんかにもケヤキが植えられていますがこれは最悪ですね。人間や車の踏圧で根が傷んで病気になったり、虫が入ったり、根が腐ったりします。
本来折れたり、倒れたりしないケヤキがここ最近、都心で倒れたりしているのはこの影響です。
今回伐採するケヤキ、枝以外はすべて薪にするのと元の部分は80センチくらいあるので板にできるように再生してみたいと思っております。命を無駄にはしません。