危険木発見


土曜日は久しぶりに行きつけの千葉のゴルフ練習場でしっかり練習。夕方はメンバーになっているコースに移動してアプローチ練習。飛距離も安定性も戻ってきましたので来月は月例に出させていただきたいと思います。
ついでに千葉の家にある五葉松の手入れも少し行えました。写真にある五葉松ですが枯葉を落とす作業と、剪定の一部を行いました。来年春までにゆっくり仕上げて京都風の透かした感じの五葉松に仕上げたいと思います。
さて練習場の駐車場にあるヒノキを見ていたら写真のように一方だけ枯れていました。異変を感じて打音検査(幹をたたいて空洞がないか確認する)をしてみたら思いっきり空洞でした。虫にも食べられていました。台風によってトップ(幹の上部)が折れて今にも落ちそうになっているのも確認。
すぐに練習場のオーナーに話をして今週末に練習に行った際に伐ることになりました。いつもお世話になっている練習場なので今回は仕事ではなくサービスで伐らせていただきます。先日買ったスチールのチェーンソーの試し伐りも兼ねて。
この木のある周りの環境から考えると周囲は駐車場で車に根を踏まれ続けていますし、砂利敷なので呼吸も出来なかったのかもしれません。まわりにヒノキやスギ林がありますがこのヒノキだけ1本で植わっているので風の影響を受け過ぎてますね。いずれにしても折れる前に気づいて良かったです。
枯れた木を確認してからなぜ枯れてしまったのか周りを見て関連性を探り、次回植える木を提案する。「木を見て森を見ず」という言葉がありますが私のような仕事では木も見て森も見ないと色々と分からないことがあるのです。
最近はどこに行っても樹を見ますね。今回はその職業病が生きたようです。