うちみたいな零細企業の抱える問題


やっと社員も安定化して業務内容に合わないなどの理由で中途退社する人もいなくなったので年末商戦に向けて人材の新規採用を計画してます。まずは社会的な賃金動向を調べるために労働基準監督署へ。

実は労働基準監督署では業種ごと、年齢ごとの賃金動向を調べることができます。また、中途採用の場合に採用時の賃金が年齢に対していくらなのかも調べることができます。他にもハローワークが併設されているので同業者の採用情報も知ることができるのです。

今日、調べた結果直近の賃金動向はかなり上昇しているようです。とくに新規、中途採用については初めから採用条件(賃金や試用期間など)を緩和している企業が増えているようです。

昨今の人材不足は深刻で今後もこの傾向が続くようですね。私が銀行員時代うちみたいな中小、零細企業は普通資金繰りがつかなくなって廃業するケースが多かったですがこれからは人繰りがつかなくて廃業に追い込まれるケースが増えそうです。

最近は賃金の安い外国人労働者が増えているようですがその前に中小、零細企業が女性の積極的な採用ができるような仕組みを作ってもらいたいなと考えます。「食料自給率」ならぬ「職業自給率」を高めたいものです。