【法人向け】機密文書の廃棄・処分方法|おすすめ書類溶解サービスを解説

この記事では、社内の極秘文書や個人情報が記載されている機密文書を処分するときに便利な「書類溶解サービス」に関する情報をお届けしていきます。

様々な情報が記載されている機密文書を処理する際は「情報漏洩」を防ぐために確実な処分方法が求められます。

そんなときに活用してもらいたいのが書類溶解サービスです。

ここでは大手書類溶解サービス業者(郵便局、クロネコヤマト、佐川急便、日本通運、大塚商会)の料金比較表、書類溶解サービスの詳細を分かりやすくまとめました。

また、単発でも利用できるおすすめ業者も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

個人向けの溶解処理おすすめ業者をお探しの方は、こちらのページを参考にしてください。

会社の書類(機密文書)の廃棄方法は書類溶解サービスがおすすめ

法人における極秘文書や社外秘文書、重要文書を処分するのであれば「書類溶解サービス」の利用をおすすめします。

書類溶解サービスのメリットは

  • 「情報漏洩リスクを抑えられる」
  • 「手間が掛からない」

といった点です。

機密文書の廃棄サービス|書類溶解やシュレッダーなど

機密文書を廃棄するときの方法は大きく分けて3つあります。

廃棄方法内容
書類溶解廃棄したい機密文書を専門業者に回収・処分してもらう
シュレッダー自社の社員や自身による手作業で機密文書を裁断する
専門工場での裁断廃棄したい機密文書を送付して裁断してもらう

書類溶解サービスのメリットはとにかく手間が掛からないところです。
大量の機密文書を処分するのに適していて、情報漏洩のリスクも高い確率で抑えられます。

シュレッダーによる廃棄はコストが抑えられるものの、大量の機密文書を処分するのにはあまり適しません。

また、専門工場での大量裁断サービスは取り扱っているところが少なく、事業所や自宅の場所によっては「コストが割高になる」「利用しづらい」といったデメリットがあります。

以上の点を踏まると、やはり機密文書の廃棄には各社が提供する書類溶解サービスがおすすめとなります。

機密文書の種類|極秘文書や社外秘文書など

法人における機密文書にはいくつかの種類があります。

機密文書の種類
  • 極秘文書
  • 部外秘文書
  • 社外秘文書

企業の財務情報や製品の開発研究データ、顧客情報といった極めて重要な内容を記載しているのが極秘文書です。

また、人事情報や取引先の情報などを記載しているものは部外秘文書、企画書・見積書・会議の議事録などは社外秘文書として扱われることが一般的です。

こうした機密文書の内容が漏洩すると会社の業績や信頼性に大きなダメージが与えられますので、廃棄する際には確実な処理が求められます。

書類溶解サービスの料金はいくら?大手書類処分業者を比較

以下の表では書類溶解サービスを提供している大手業者の料金を簡単にまとめました。

郵便局クロネコヤマト佐川急便日本通運大塚商会
料金およそ2,500円~1,650円~1,309円~2,060円~1,980円~
備考配送地により料金が異なる法人契約が必要
(個人事業主も利用可)
箱代は別(380円~)法人限定サービス自社の箱をそのまま利用可

それぞれのサービス内容を詳しく説明していきますのでご覧ください。

郵便局での書類溶解サービス

郵便局で取り扱っている書類溶解サービスの内容は以下の通りです。

料金およそ2,500円~/1箱あたり(100サイズ)
箱のサイズ・100サイズ(A4・2,500枚相当)
・120サイズ(A4・5,000枚相当)
注意点・配送地によって料金が変わる
・個人と法人でサービスが異なる
公式サイト日本郵政グループ|機密文書溶解サービス

郵便局の書類溶解サービスは信頼性に優れているところが大きなメリットです。

ただし、料金にはゆうパックの代金が加算されるため、結果的に1箱あたりの料金が高くなるといったデメリットがあります。

クロネコ運輸の書類溶解サービス

クロネコ運輸で取り扱っている書類溶解サービスの内容は以下の通りです。

料金1,650円~/1箱あたり(Sサイズ)
箱のサイズ・Sサイズ(A4・2,500枚相当)
・Mサイズ(A4・5,000枚相当)
・Lサイズ(A4・7,500枚相当)
注意点個人向けサービスは提供していない
※個人事業主を除く
公式サイトクロネコヤマト|機密文書リサイクルサービス

クロネコヤマトでは廃棄する機密文書の量によって3つのサイズが用意されています。

基本的には法人向けのサービスとなりますが、個人事業者であれば「法人(掛売り)契約」を結ぶことで利用が可能です。

ただし、個人事業主ではない個人の方はサービス対象外となります。

佐川急便の書類溶解サービス

佐川急便で取り扱っている書類溶解サービスの内容は以下の通りです。

料金1,309円~/1箱あたり(A4対応サイズ)
箱のサイズ・A4対応サイズ(容量記載なし/380円)
・A3対応サイズ(容量記載なし/440円)
注意点・料金はサービス料と箱代の合計
公式サイト佐川急便|飛脚機密文書リサイクル便

佐川急便の書類溶解サービスは完全に法人向けサービスとなり、個人の方は利用できません。

料金には溶解処理の手数料や溶解証明書発行手数料が含まれていますが、別途箱代が掛かります。

日本通運の書類溶解サービス

日本通運で取り扱っている書類溶解サービスの内容は以下の通りです。

料金2,060円~/1箱あたり(A4対応サイズ)
箱のサイズ・A4対応サイズ(1箱20kgまで/430円)
注意点・料金と箱代は別計算
・法人のみの対応
公式サイト日本通運|機密書類リサイクルサービス(エコリサイクル便)

日本通運の機密書類リサイクルサービス(エコリサイクル便)は法人向けのサービスです。(個人・個人事業主は非対応)

箱の数が多くなるほど1箱あたりの料金単価が下がる仕組みとなっています。

大塚商会の書類溶解サービス

大塚商会で取り扱っている書類溶解サービスの内容は以下の通りです。

料金1,980円/1箱あたり
箱のサイズ規定サイズの箱なら自身で用意したものを利用可
※縦×横×高さの合計が115cm以下、最大辺が50cm以下の箱
注意点・最短2営業日後に回収
・バインダーやクリップが付いているものも
公式サイト大塚商会|書類溶解サービスWebメルティ

最大の特徴は、規定のサイズ以内なら自社で用意した箱を利用できる点です。また、バインダーのまま、クリップが付いたままの書類も同梱可となっています。

依頼はすべてWeb上で完結するため気軽に利用できます。

【安い・スピーディー】書類溶解サービスのおすすめ業者「信太商店」

当社では法人に対応した書類溶解サービスを提供しています。

廃棄する機密文書の量が多くなるほど1箱あたりの料金がお得になりますので、不要な書類などをまとめて処分したい場合には特におすすめです。

信太商店の書類溶解サービス|機密文書回収後は処理工場へ直行

     
事業者名 信太商店
所在地 東京都渋谷区富ヶ谷2-5-6(本社)
東京都渋谷区笹塚3-44-8(笹塚営業所)
対応エリア 対応エリア一覧
東京、千葉、埼玉、神奈川、栃木、茨城、群馬、静岡
※その他のエリアも対応可能な場合がございますのでお問い合わせください
設立年月日 平成22年(2010年)4月23日
主な事業内容 ・産業廃棄物収集運搬業
・一般貨物自動車運送業
・沈没船引き揚げおよび解体処分等
・樹木の伐採および木材販売事業
・リサイクル事業
・蜂の巣駆除および回収
取引先・一例 NHK、防衛省、ヤマト運輸株式会社など多数
許可・免許等 【産業廃棄物収集運搬業】
・東京都許可   第1300154938号
・千葉県許可   第1200154938号
・埼玉県許可   第1100154938号
・神奈川県許可 第1400154938号
・群馬県許可   第01000154938号
・栃木県許可   第00900154938号
・茨城県許可   第008011154938号
・静岡県許可   第02201154938号
【特別管理産業廃棄物収集運搬業許可】
・東京都
・千葉県
・神奈川県指令 資循第6002号
【ほか許可・免許等】
・古物商
・一般貨物自動車運送業
・解体工事業
・移動式クレーン免許/小型移動式クレーン
2級建築施工管理技士/フォークリフト
酸素欠乏危険作業主任者など
営業時間 受付時間 8:00~20:00
業務時間 24時間対応
公式URL https://www.shida-eco.com/

信太商店は東京都・渋谷区に本社を構える産業廃棄物回収業者で、事業内容のひとつとして機密文書の回収サービスも取り扱っております。

なお、東京都・港区の自治体HP内では産廃物以外の廃棄物を回収する業者として当社の名前を掲載いただいております。
参考:土・砂・石・ブロック・レンガを処理している業者|港区HP

機密文書を回収したあと、そのまま処理工場へ直行するところが当社の特徴です。
作業完了後は「溶解処理証明書」「マニフェストE票」を郵送しています。

マニフェストE票とは

産業廃棄物処理業者からゴミ排出業者に対して送付する伝票のことです。
マニフェストE票によって最終処分の完了が証明されます。

信太商店の書類溶解サービス料金表|廃棄する量が多いほどお得

こちらは当社で提供している書類溶解サービスの料金表です。

箱の数1箱あたりの料金
1~5箱1,800円
6~20箱1,200円
21~50箱800円
51~100箱500円
101箱以上ご相談

廃棄する機密文書の量が多くなるほど1箱あたりの料金が下がりますので、大量処分をする際にはぜひ信太商店までご依頼ください。

信太商店の書類溶解サービス実績|1箱から対応可能

信太商店ではこれまでに多くの機密文書回収依頼を引き受けています。

大量の回収依頼はもちろんのこと、1箱からの回収もできますのでお気軽にご連絡ください。
また、空き状況によっては即日回収も可能です。

信太商店の書類溶解サービス依頼方法|お問い合わせ先はこちら

当社の機密文書回収サービス・書類溶解サービスをご利用いただく際のお問い合わせ先は以下の通りとなっています。

     
電話番号 フリーダイヤル:0120-937-277
笹塚営業所:03-6381-6141
問い合わせフォーム https://www.shida-eco.com/inquiry-for-business
メールアドレス shida@shida-eco.com

各サービスの見積もりはすべて無料となっています。

機密文書の回収をご依頼される際は箱の大きさや容量をお伝えください。

まとめ

信太商店では法人の機密文書や重要書類の回収・処分をおこなっています。

作業は経験を積んだ専門スタッフがおこないますので、情報漏洩の心配もありません。

「すぐに機密文書を処分したい」「大量の書類をまとめて捨てたい」などのご要望がある方は、ぜひ当社までご相談ください。