木口の美しさで腕の良しあしが分かります


この前調布市で通りかかった際にお声かけして譲っていただいた欅です。幅90㎝あります。
一見普通の造園屋さんの仕業のように思いますが、木口(切り口)を見るとただ者ではないです。
ケヤキは皮がヤスリのように固く、赤身は特に堅いので途中で切れなくなってチェンソーに熱をもってしまい、木口が黒くなるのですが、この欅の断面を見ると全くそれが有りません。
ここまで厚い広葉樹を伐っているのに見事な切り口です。しかも平行に伐れています。樹木が立った状態で平行にしっかり切れているのですからかなりの腕です。
針葉樹ならいくらでもこのレベルの方はいますが、ここまで滑らかな断面は見たことないです。
頂いた欅は一枚板にして3年くらい乾燥させて徐々に売っていきたいと思います。