木の高さや重さの計算方法


続いてよくある質問の木の容積と木の高さを知りたいというもの。
木の高さは実は簡単に分かる方法があります。
先ず自身の右手でも左手でも良いので地面から45度斜め上に傾けます。
多分耳の横あたりまでは腕が上がると思います。
その状態で高さを知りたい木に近づき45度に傾けた腕の先。延長線上に木の一番てっぺんの部分が重なるようにする。
重なった場所の足元に目印を置き、メジャーでその目印がある場所から木の根元までの直線距離を測る。
その測って出した距離が木の高さとほぼ同じになります。
結構簡単に出ますよね。
つぎに容積の求め方。
木は高くなるにつれて細くなっていくのでその細くなる部分の事を検討しなければ容積の求め方はシンプルです。
木の幹の直径×木の高さ×0.8となります。この0.8は幹が丸いので四角い場合と比べ20%ほど面積が欠けるため0.8を掛けます。
例えば直径50㎝、高さ10mの木の場合0.5×10×0.8=4となります。容積は約4㎥となります。
木が細くなることを考えると経験上更に0.5~0.8程かけます。これは樹種によります。樹種によっては高い場所でも幹の直径が変わらない木もありますので。
更に木の重さを出したい場合はこの求められた容積に、樹種ごとの比重をかけてあげます。
比重は水1に対しての比重となります。
例えば杉やヒノキですと水1に対して約0.5となります。一方ケヤキやクスノキですと水1に対して0.8くらいはあります。
外国材ですとたまに水1に対して1.2とかのものもあります。
ここまで説明しましたが分からなければ現場でお電話いただければご説明いたしますのでお電話でもメールでもいただければと思います。