- 蜂スプレーがない時に使える代用品は?
- 蜂スプレーの代用品で巣は撤去できる?
- 自力で蜂駆除できない時の対処法は?
この記事ではご覧のような疑問を解決するために、蜂駆除スプレーの代用品として使えるものをご紹介していきます。
毎年3月~9月ごろは蜂の活動が盛んになる時期です。ベランダや庭先に蜂が飛び回り、対処に困っている方も少なくありません。
自力で蜂を駆除するのであれば市販されている殺虫剤の使用がベストです。しかし、中には刺激が少なくペットや植物に影響を与えないものを使いたい方もいます。
また、手元に殺虫剤がないといったケースも踏まえ、ここでは蜂駆除スプレーの代用品を自作する方法をまとめました。
合わせて蜂の巣の対処方法や自力で駆除できない時のおすすめ業者も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
\被害が拡大する前に!/
(素人でも巣の駆除はできますが、刺されると非常に危険です。)
目次
蜂駆除スプレーや殺虫剤がない時に代用品として使えるもの
まずは蜂駆除スプレーや殺虫剤の代用品として使えるものを見ていきましょう。
それぞれの内容を自作方法をご紹介していきます。
蜂スプレー代用品①ハッカ油
ハッカ油には蜂を含めて多くの虫が嫌がる成分「メントール」が含まれています。
ハッカ油と無水エタノール、水を混ぜ合わせると蜂を寄せ付けないためのスプレーが完成しますので、刺激が少ない代用品を使いたい方は参考にしてみてください。
- 「ハッカ油」「無水エタノール」「水」「スプレーボトル(エタノール対応)」を用意する
- ハッカ油と無水エタノールを混ぜる
- 続いて水を加えて混ぜる
- 蜂が寄り付く場所にスプレーを散布する
- 余ったスプレーは冷暗所や冷蔵庫で保管する
※割合は「ハッカ油:無水エタノール:水=1:2:10」程度
ハッカ油は天然由来の成分なので、人の身体やペットに大きな影響を与えません。また、植物を育てている家庭でも安心して使えます。
ベランダに蜂が飛んでくる場合は、ハッカ油スプレーをしみ込ませたハンカチ等を吊り下げておくことで予防効果も期待できます。
蜂スプレー代用品②木酢液
木酢液とは「木炭」を作る際、副次的に得られる液体のことです。土壌の改良や害虫から農作物を守るために使われています。
多くの虫は木が焦げたニオイを放つ木酢液を嫌いますが、蜂も例外ではありません。そのため、蜂スプレーがない時の代用品になります。
- 「木酢液」「水」「スプレーボトル」を用意する
- スプレーボトル内で木酢液と水を半々程度の割合で混ぜる
- 蜂が寄ってくる植物や庭先に散布する
ホームセンターにはすでに完成している木酢液スプレーも販売されていますが、自分で濃度を決められる点が自作するメリットと言えます。
蜂スプレー代用品③ペットボトルトラップ
蜂を駆除する目的で考えると、ペットボトルを使った自作トラップも効果的です。簡単に言えば「蜂をおびき寄せてペットボトル内に閉じ込める罠」となりますが、作り方のイメージは以下を参考にしてください。
ペットボトルに入れる中身(蜂の誘引剤)は各家庭や地域によって異なりますが、蜂が寄ってきやすい酒類と糖分を合わせることが一般的です。
一例としては「日本酒+砂糖+酢」「焼酎+オレンジジュース」といった組み合わせが挙げられます。ペットボトルトラップで女王蜂を捕獲できれば、他の働き蜂の活動も抑制されるので試してみてください。
なお、詳しい作り方や誘引剤の配合は以下の記事で解説しています。
蜂駆除スプレーや殺虫剤の代用品を使用する時の注意点
蜂駆除スプレーや殺虫剤の代用品を使う時に気を付けたいことを以下にまとめました。
- 蜂駆除スプレーほどの殺虫効果はない
- 配合の仕方によっては十分な効果が得られない
- 無水エタノールを混ぜる際は専用容器を使う
代用品には市販されている蜂駆除スプレーほどの殺虫効果がありません。また、防虫効果に関しても市販品の方が上と言えるでしょう。
ハッカ油・木酢液・自作の誘引剤は配合の仕方によって得られる効果が変わります。そのため、ある程度の経験も必要です。
確実に蜂を撃退したい方、効き目の高さを重視したい方は市販の殺虫剤を使ってください。
なお、無水エタノールには一部のプラスチック製品を溶かす働きがあるため、スプレーを自作する場合はボトルの種類に気を付けましょう。(消毒スプレーに使えるものなら代用可)
蜂駆除スプレーの代用品に関してよくある質問
ここからは蜂駆除スプレーの代用品に関してよくある質問に答えていきます。
「自作した代用品で蜂の巣は退治できるのか?」「自力で蜂の巣に対処する方法は?」などの疑問を持つ方は、こちらをご覧になっていってください。
ゴキジェットのような殺虫剤は蜂駆除スプレーの代用品になる?
ゴキジェットは「ゴキブリ、ノミ、トコジラミ(ナンキンムシ)、イエダニ、マダニの駆除」を目的とした殺虫剤です。
蜂駆除スプレーにも使用されているイミプロトリン等のピレスロイド系成分が含まれていますが、蜂専用の殺虫剤ほどの効果は得られないと考えられます。
蜂駆除スプレーの代用品で蜂の巣は退治できる?
ハッカ油や木酢液を使用した蜂駆除スプレーの代用品では巣を退治することはできません。
代用品はあくまで「蜂を寄せ付けない効果」を期待するものです。化学成分を配合した蜂駆除スプレーのような殺虫効果はないので、その点は理解しておきましょう。
自力で蜂の巣に対処する方法は?
作り始めの小さな蜂の巣であれば自力で対処できる可能性があります。ただし、蜂の巣の撤去には専用の殺虫剤が必要です。
- 「蜂用の殺虫剤」「防護服(または相当の服装)」「軍手・長靴」「長さのあるトング」「ゴミ袋」を用意する
- 蜂の活動が収まる夕方以降に作業の準備をする
- 蜂用の殺虫剤を巣に噴射する
- 巣を落とす
- 落とした巣や死骸をゴミ袋に詰める
自分で蜂の巣撤去をおこなう際は、必ず防護服に相当する服装を用意してください。住んでいる地域によっては自治体で防護服の貸し出しをしているところもあります。
蜂の巣を駆除する場合は「女王蜂」を退治しなければなりません。(女王蜂が生きていると再度巣を作られてしまうため)
気温が下がる夕方以降は女王蜂・働き蜂たちが巣に戻りますので、夕方~早朝の時間帯を狙いましょう。
殺虫剤を巣に散布し続け、すべての蜂が死滅または出払ったことを確認した後、長いトングや箒などを使って巣を叩き落します。
あとは巣と死骸を回収すれば駆除完了です。ただし、死んでいる蜂でも毒針には注意してください。
蜂駆除スプレーや殺虫剤の代用品で対処できないときは信太商店まで
「蜂の巣が大きくなってしまって困っている」
「自力では対処できないので蜂を駆除してほしい」
こうしたお悩みやご要望がある方は信太商店までご連絡ください。当社では明確な料金設定による蜂駆除サービスを提供しています。
信太商店は東京都渋谷区に本社を構える産業廃棄物回収業者ですが、蜂の駆除事業も手掛けています。
もともと回収困難な産廃物の処分を専門としているため、極めて高いところや狭いところに作られた蜂の巣でも撤去可能です。
- 東京23区を含め関東全域と静岡県に対応
- 都内ならご連絡から最短30分で現場に到着
- 出張費込みの明確な料金を提示
- 蜂の巣が作られている木を伐採可能
- 夜間・祝日のご依頼も受付中
特殊な作業に慣れているスタッフが数多く在籍しているのも当社の特徴です。どんな現場でも迅速かつ安全に駆除作業ができます。
そんな信太商店の蜂の巣駆除サービスに掛かる費用は「スズメバチの巣:50,000円+税」「ほかの蜂の巣:30,000円+税」(どちらも出張費込み)となっています。
他社と異なり、出張費が最初から料金に組み込まれているところが大きな特徴です。原則としてこちらの基本料金以外はいっさい掛かりません。
一般的な蜂の巣駆除業者の場合、基本料金が安くても後から出張費や交通費などが加算されて金額が大きくなる傾向にあります。
中には「当初の提示金額が1万円、最終的な見積額が10万円以上」といった悪質な業者も存在しますが、信太商店ではそういった不安をなくすために固定の料金体系を採用しました。
なお、「できれば当日に作業してもらいたい」「他社と料金を比較したい」といったご要望にもお応えしています。また、当社であれば夜間の作業も可能です。
仕事の都合で夜しか時間を空けられない方は、その旨を当社スタッフまでお伝えください。
まとめ
蜂駆除スプレーの代用品としては「ハッカ油」「木酢液」を使った自作スプレー、ペットボトルを使ったトラップがおすすめです。
ただし、こうした代用品には市販品ほどの殺虫効果がありません。また、巣を駆除するためには使えないため、根本的な原因から解決したい場合は蜂用のスプレーを利用しましょう。
なお、自力で対処できない場合は無理をせず「信太商店」にご相談ください。当社では30,000円+税~50,000円+税(どちらも出張費込み)といった分かりやすい料金で駆除依頼を受け付けています。