蜂の巣の種類と見分け方を画像付きで解説|作り始めの巣の駆除方法・予防方法

この記事ではご覧のような疑問を解消するために蜂の巣の種類と見分け方を解説していきます。

自宅の敷地内やベランダに蜂の巣を作られてしまったとき「どういった蜂の巣なのか?」が気になるところです。

蜂は種類によって危険性が異なりますので、巣を見てどの蜂なのかを判断したい方も多いと思います。

ここではスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチの巣の特徴を画像と共にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

\被害が拡大する前に!/

(素人でも巣の駆除はできますが、刺されると非常に危険です。)


蜂の巣の種類と見分け方を画像(写真)付きで解説

蜂の巣はスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチなど、蜂の種類によって形状が大きく異なります。

作り始めの巣だと判断が付きづらいかもしれませんが、大きくなるにつれてそれぞれ違った特徴が出てきます。

以下では蜂の巣の画像と特徴を分かりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。

蜂の巣の種類①:スズメバチ

スズメバチの巣
引用:ハチの習性と対処法|渋谷区HP
スズメバチの巣
引用:スズメバチとその他のハチ|杉並区HP

スズメバチの巣の特徴は以下の通りです。

スズメバチの巣の特徴
  • 白色や茶色が混じったマーブル模様
  • 作り始めは「とっくり」を逆さにしたような形
  • 最盛期はほぼ球体のような形

蜂の中でも攻撃性が強く、獰猛な性格をしているのがスズメバチです。

スズメバチの巣は、まず女王蜂がひとりで作り始めます。(3月~4月ごろ)

初期段階のスズメバチの巣には働き蜂がいないため、自分でも比較的簡単に駆除することが可能です。

ただし、上の画像のように成長した巣には大勢の働き蜂が棲息しています。(5月~6月以降)

スズメバチの駆除は専門業者でもケガを負う可能性がありますので、無理に自分で対処しようとせずプロに任せましょう。

スズメバチの場合、住んでいるところによっては自治体(町役場や市役所)が駆除してくれるケースもあります。まずは役所の担当窓口に相談してみてください。

スズメバチの巣

大田区では巣の場所の所有者または管理者からの申し出により、区が撤去します。なお、巣の状況により撤去できない場合があります(崖等の作業が不可能な場合や高所等で危険な場合など)。

引用:スズメバチとアシナガバチ|大田区HP

蜂の巣の種類②:アシナガバチ

アシナガバチの巣
引用:ハチの習性と対処法|渋谷区HP
アシナガバチの巣
引用:スズメバチとその他のハチ|杉並区HP

アシナガバチの巣の特徴は以下の通りです。

アシナガバチの巣の特徴
  • シャワーヘッドのように下向きで作られる
  • それぞれの巣房が分かりやすく六角形になっている
  • 巣房の中に白い蓋がされているものも見られる

アシナガバチはスズメバチに次いで危険な蜂です。

一般的にはそれほど凶暴な蜂と認識されていませんが、例年アシナガバチに刺されて死亡する事故も起きています。

参考:河川敷の草刈り作業中にアシナガバチに刺され、死亡|職場のあんぜんサイト(厚生労働省)

アシナガバチの巣は下向きに作られていて、それぞれの巣房が全面に渡って広がる形となっています。そのため、中にいる蜂が見やすいところが特徴的です。

アシナガバチもスズメバチと同様に最初は女王蜂が一匹だけで巣を作り始めます。(4月上旬ごろ)

5月~6月ごろになると小さな巣の中で産卵が始まり、段々と働き蜂が生まれて巣も巨大化していくといった流れです。

スズメバチとは異なり、アシナガバチは自治体で対処してくれるところが少ないため、基本的には自分で駆除業者を探す、または自分で駆除することになります。(ただし、防護服などを貸し出している自治体はある)

自宅等のスズメバチやアシナガバチ等の巣を駆除する際に防護服一式を貸出します。無料での貸出しとなりますが、防護服の数には限りがあることなどから、必ず事前に環境政策課までご連絡ください。

引用:スズメバチ等駆除用防護服の貸出し|八千代市HP

蜂の巣の種類③:ミツバチ

ミツバチの巣
引用:ハチの習性と対処法|渋谷区HP
ミツバチの巣
引用:スズメバチとその他のハチ|杉並区HP

ミツバチの巣の特徴は以下の通りです。

ミツバチの巣の特徴
  • 六角形の巣穴が細かく並んでいる
  • 巣板が垂直状に垂れ下がっている
  • 女王蜂がいなくなると働き蜂が木に群がることもある(一時的な現象)

ミツバチは名前の通り植物の蜜を集める蜂です。営巣の際は花の蜜を分解・分泌した「蜜蝋」を使います。

ミツバチの巣に決まった形はありませんが、基本的には「巣穴が六角形」「細かい巣穴が無数に並んだ形」をしています。

また、板状に垂れ下がるような形の巣を作るところもミツバチの特徴です。

ミツバチはスズメバチ・アシナガバチほど危険性は高くありません。ただし、大量のミツバチに刺されれば重症化・死亡するケースもありますので、無闇に近づくことは控えましょう。

ミツバチの巣の駆除に掛かる費用は他の蜂よりも安いことが多いので、安全を考えた場合は専門業者に任せることをおすすめします。

蜂の巣の種類に関してよくある質問

ここからは蜂の巣の種類に関してよくある質問に回答していきます。

「小さい蜂の巣でも種類が分かる?」「蜂の巣の駆除方法・予防方法は?」といった疑問を持っている方は、こちらをご覧になっていってください。

作り始めの蜂の巣はどんな形?

3月~4月ごろに見られる作り始めの巣はだいたい六角形の形状であることが多く、サイズは2~3cm程度です。

多くの蜂は木の樹皮を巣の材料とするため、見た目は薄い茶色をしています。

なお、軒先やベランダといった目に付く場所であれば見つけやすいのですが、木々の隙間や茂みに作られるとすぐに発見することができません。

小さい蜂の巣でも種類は分かる?

小さい蜂の巣でも「巣を作っている蜂自体」を見れば種類が分かります。

スズメバチとアシナガバチだと最初は女王蜂しかいません。また、スズメバチとアシナガバチでは見た目が大きく異なるため、すぐにどちらの蜂か判断できます。

ミツバチは女王蜂と働き蜂が越冬し、共同作業で新しい巣を作り始めます。ミツバチの特徴はスズメバチやアシナガバチよりも小柄で、身体の縞模様がハッキリと分かるところです。

標準的な個体の大きさで考えると「スズメバチ>アシナガバチ>ミツバチ」となります。スズメバチは胴体のオレンジ色が濃く見え、アシナガバチは名前の通り足が長くブラブラしているところが特徴的です。

巣の中に蜂がいるかいないかはどうやって判断する?

巣穴が外に向かって広がっている蜂の巣の場合は、中を覗けば蜂がいるかどうかが分かります。

スズメバチの巣のように外からでは内側が見えない巣は、しばらく蜂の出入りがないか確認するしかありません。

なお、どの蜂の巣も10月~11月ごろには役目を終え、蜂たちは冬眠または単年で死滅していきます。

スズメバチ・アシナガバチの働き蜂は数か月程度で一生を終えます。女王蜂だけが木の隙間などで冬眠し、翌春に活動を始めるというのが基本のサイクルです。ミツバチは巣の中で身体を寄せ合いながら越冬します。

灰色の外壁は蜂の巣を作られにくい?

蜂は色を認識する生き物です。特にスズメバチは黒色に反応しやすいと言われていますが、灰色に近寄らないという報告はありません。

なお、灰色で下向きに作られた蜂の巣はアシナガバチのものである可能性が高いです。

蜂の巣の駆除方法・予防方法は?

作り始めの小さい蜂の巣であれば自分でも駆除できます。

駆除方法は至ってシンプルで、蜂の巣用として使える殺虫スプレーを巣に向かって噴射するだけです。

このとき、風下に立たないよう注意しましょう。また、蜂の巣を駆除する場合は動きが鈍くなる夜間~早朝を狙ってください。

3月~4月ごろに同様の殺虫スプレーを蜂の巣ができやすい場所に散布しておくと予防効果に繋がります。

蜂の巣の種類が見分けられない場合は信太商店に依頼

信太商店・蜂の巣駆除lp画像
蜂の巣駆除はプロにお任せください!

「どの蜂が巣を作っているか判断付かない」
「とにかく早く蜂の巣を駆除してほしい」

こうしたご要望がある方は信太商店までご相談ください。当社では関東全域(+静岡県)に対して蜂の巣駆除サービスを提供しています。

料金はすべて出張費込みとなっていますので、後から追加費用が発生する心配はありません。

信太商店の蜂の巣駆除・料金概要
  • スズメバチの巣:50,000円+税(出張費込み)
  • それ以外の蜂の巣:30,000円+税(出張費込み)
  • 高所作業をご希望の場合:別途費用(要確認)
  • 都内であれば最短30分で現場に到着
  • どれだけ高いところに作られた蜂の巣でも駆除可能
  • 夜間・祝日にも対応

信太商店は東京都渋谷区に本社を構え、主に産業廃棄物の収集運搬や樹木の伐採・抜根などの業務を承っている会社です。

そのほか廃船の解体作業やリサイクル事業などもおこなっていますが、蜂の巣の駆除サービスも提供しています。

特に高所や狭い場所に作られた蜂の巣駆除を得意としていますので、自分では撤去が難しいところに蜂の巣を作られてしまった場合はぜひご連絡ください。

一般的な蜂の巣駆除業者ではシーズン(繁忙期)や巣のサイズによって料金が変わります。しかし、信太商店は固定の料金を設定していますので、費用が上下することがありません。

悪質な蜂の巣駆除業者だと後になってから「〇〇の作業が必要だったため〇〇万円が追加になります」などといって高額な請求をしてきます。

当社はそういった利用者側の不安をなくすために固定料金制を導入しています。

仮に蜂の巣の種類が見分けられなくても信太商店の場合は料金設定が2つしかありません。おおよその金額が事前に分かっているので、安心して利用できるといったメリットがあります。

なお、当社であれば即日見積もり・即日作業が可能ですので、お困りの方は気軽にお問い合わせください。

まとめ

蜂の巣の種類は形状を確認すれば見分けられます。また、巣の周りに飛んでいる蜂からも種類が分かりますので、駆除を依頼する際は事前にどの蜂なのかチェックしてみましょう。

なお、無理に自分で蜂の巣を駆除するのは危険です。特にスズメバチやアシナガバチは強い毒性を持っていますので、プロの業者に任せましょう。

関東近郊で蜂の巣にお困りの方は、信太商店までご連絡ください。当社であればその日のうちに駆け付けることもできます。

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