フォークリフトの買取相場と高く売る方法を解説|処分・廃棄時に譲渡証明書や廃車手続きは必要?
  • フォークリフトの買取相場はどれくらい?
  • フォークリフトを高く売る方法は?
  • フォークリフトを処分・廃棄するときの手続きは?

この記事では古いフォークリフトの売却・処分を検討している方に向けて、中古フォークリフトの買取相場や高く売るためのコツを紹介していきます。

フォークリフトの買取価格を決める要素は年式・メーカー・最大荷重などです。当然、年式が新しく人気メーカーのフォークリフトほど高く売れます。

また、最大荷重(荷物を運べる度合い)が上がるにつれて平均的買取価格も増える傾向にあります。

ここでは、そんなフォークリフトを廃棄する際に必要な書類や手続きに関してもまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

フォークリフトの買取相場|重量ごとの目安

まずはフォークリフトの買取相場から紹介していきます。重量(最大荷重)ごとの目安は以下の通りです。

フォークリフトの種類(最大荷重)買取相場
1トン未満10万円~30万円
2.5トン30万円~100万円
5トン100万円~200万円
10トン以上150万円~450万円

こちらはあくまでおおよその目安であり、稼働状況や年式によっても金額は変動します。

1トン未満タイプのフォークリフト

個人経営系の農家や商業施設の倉庫などでよく使われているのが1トン未満タイプのフォークリフトです。

こちらの買取相場はおよそ10万円~30万円前後となっています。

フォークリフトの重量としては小さいタイプとなりますので、もともとの購入価格もそれほど高額ではありません。

年式が新しければ上記のような金額で売れますが、古いものだと査定額が10万円以下になることも多々あります。

2.5トンタイプのフォークリフト

大型トラックへの荷物の積載や建築資材の倉庫でよく使われているのが最大荷重2.5トン前後のフォークリフトです。

こちらのタイプは用途が幅広く、需要も高いことから100万円前後で売買されることも珍しくありません。

相当の年数が経過していると30万円~50万円程度まで金額が下がるケースもありますが、まだ使える状態であれば値が付きやすいタイプと言えます。

5トンタイプのフォークリフト

大型の工場や物流倉庫でよく使用されているのが、最大荷重5トン前後のフォークリフトです。

こちらのタイプは年式やメーカーによって金額の変動幅が大きくなりやすいのですが、その相場はおよそ100万円~200万円程度となっています。

年式が古いものでも稼働品であれば100万円~130万円前後で売れることがあるため、廃棄を考えている場合はまず査定に出しましょう。

10トン以上タイプのフォークリフト

港での大型貨物の積み下ろしや鉄鋼材・石材などの倉庫で使われているのが最大荷重10トン以上のフォークリフトです。

こちらのタイプは最大荷重が増えるごとに買取価格も上がる傾向にあり、金額の幅は150万円~450万円程度と広めになっています。

中古フォークリフトの中ではやや特殊な大きさでもありますので、選ぶ買取業者によって査定額も変わりやすい車両と言えるでしょう。

フォークリフトの査定額アップ・高価買取を狙う方法

不要なフォークリフトをできるだけ高く売りたいという方に向けて、ここでは中古フォークリフトの査定額をアップさせる方法をまとめました。

それぞれの内容を分かりやすく解説していきますのでご覧ください。

年式が新しいうちに売却する

フォークリフトも一般的な中古車も年式が新しいものほど高く売れます。

そのため、現在使っているフォークリフトを買い替えたい、古くなったフォークリフトを売りたいといった場合には出来る限り早く査定に出しましょう。

なお、フォークリフトの寿命・耐久性は10年~15年程度とされています。(メンテナンスの頻度、バッテリー式・エンジン式などにより異なる)

使用年数が増えるとそれだけ故障する確率が高くなり、資産価値も減ってしまいます。

また、フォークリフトを減価償却資産として計上する場合の耐用年数は4年です。そのため、1~2年しか使っていないものならより高く売れる可能性があると言えます。

参考:東京都主税局|別表第1 機械及び装置以外の有形減価償却資産の耐用年数表

過去の点検記録を用意する

フォークリフトは法律によって定期的な点検が義務付けられています。

フォークリフトについては、損傷や故障などから生ずる災害を防止するため、作業開始前点検(安衛則第151条の25)、定期自主検査を実施する必要があります。
定期自主検査は、1月以内ごとに行う月次検査(安衛則第151条の22)と1年以内ごとに行う年次検査(安衛則第151条の21)があり、年次検査については、「特定自主検査」(安衛則第151条の24)として、登録検査業者、または、一定の資格を有する自社の労働者が行うこととなっています。

引用:豊田労働基準監督署(厚生労働省)|フォークリフトの安全な作業のために

検査の記録は原則として3年間の保管が必要となっていますが、こうした点検記録がすべて残っていると買取時の査定額が上がりやすい傾向にあります。

仮に6年使用していたフォークリフトを売却するとき、直近3年分の記録しか残っていない場合と6年分の記録が残っている場合では後者の方が信用性という面で高く評価されるということです。

洗車と動作確認をしておく

買取業者に査定してもらう際は、あらかじめ洗車をして見た目をキレイにしておきましょう。

フォークリフトに限らず、どんな中古品でも最初の見た目で査定スタッフからの印象は変わります。

特にフォークリフトの場合は「車体をキレイにしている=メンテナンスが行き届いている(故障しづらい)」といった評価に繋がるため、できるだけ丁寧に洗車しておくことが大切です。

また、しばらく使っていなかったフォークリフトに関しては動作確認も必要なので、洗車と共に実施しておきましょう。

フォークリフトの買取相場・処分や廃棄に関する疑問

ここからはフォークリフトの買取相場・処分や廃棄に関してよくある疑問や質問に答えていきます。

動かないフォークリフトでも買い取ってもらえる?

動かないフォークリフトについては、その原因によって買取の可否が変わってきます。

修理やメンテナンスによってまだ動くフォークリフトであれば買い取ってもらえる可能性がありますが、完全に故障しているフォークリフトだと売れない可能性の方が高いと言えます。

フォークリフト引き取り時に譲渡証明書は必要?

小型特殊自動車登録がされていて、ナンバープレートが付いているフォークリフトの場合は相手に引き取ってもらうときに「譲渡証明書」が必要になります。

また、自分(自社)で加入している自賠責保険証書や車検証といった書類も用意しなければなりません。

フォークリフトを処分する際の廃車手続きは?

フォークリフトを処分する際には各市区町村の役場にて廃車手続きをおこないます。

次のような場合は、手続きが必要です。
車両を所有したとき
車両を廃棄するとき
車両を他人に譲渡(売買)するとき

引用:東京都北区HP|登録・廃車手続き(車種別)

廃車手続きをおこなうときには廃車にするフォークリフトの「ナンバープレート」と「標識交付証明書(廃車申告書を兼ねる)」届出をする方の「本人確認書類」が必要となります。

仮に内容が分からない場合は市役所や区役所に足を運び、担当窓口に相談してみてください。

フォークリフトの廃棄・処分・回収なら信太商店まで

  • 動かないフォークリフトを処分したい
  • 面倒な手間を掛けずにフォークリフトを廃棄したい
  • できるだけ早くフォークリフトを回収してもらいたい

こうしたご要望がある方は、ぜひ信太商店までご連絡ください。

当社は東京都渋谷区に拠点を構える産業廃棄物収集運搬業者です。不要になったフォークリフトの撤去や回収もおこなっています。

また、工場内にあるほかの産業廃棄物をまとめて処分することも可能です。工場の移転や閉鎖に伴い不要なものをすべて捨てたいといった場合は、当社までご相談ください。

信太商店の会社情報

     
事業者名 信太商店
所在地 東京都渋谷区富ヶ谷2-5-6(本社)
東京都渋谷区笹塚3-44-8(笹塚営業所)
設立年月日 平成22年(2010年)4月23日
主な事業内容 ・産業廃棄物収集運搬業
・一般貨物自動車運送業
・沈没船引き揚げおよび解体処分等
・樹木の伐採および木材販売事業
・リサイクル事業
・蜂の巣駆除および回収
取引先・一例 NHK、防衛省、ヤマト運輸株式会社など多数
許可・免許等 【産業廃棄物収集運搬業】
・東京都許可   第1300154938号
・千葉県許可   第1200154938号
・埼玉県許可   第1100154938号
・神奈川県許可 第1400154938号
・群馬県許可   第01000154938号
・栃木県許可   第00900154938号
・茨城県許可   第008011154938号
・静岡県許可   第02201154938号
【特別管理産業廃棄物収集運搬業許可】
・東京都
・千葉県
・神奈川県指令 資循第6002号
【ほか許可・免許等】
・古物商
・一般貨物自動車運送業
・解体工事業
・移動式クレーン免許/小型移動式クレーン
2級建築施工管理技士/フォークリフト
酸素欠乏危険作業主任者など
営業時間 受付時間 8:00~20:00
業務時間 24時間対応
公式URL https://www.shida-eco.com/

信太商店は2010年創業の産業廃棄物収集運搬業者です。東京都を中心に関東近郊エリアに対して不用品の回収サービスを提供しています。

当社の特徴は一般的に回収が困難とされる不用品に強いところです。その中にはフォークリフトのような大型機械も含まれています。

「買取業者に査定してもらったが値段が付かなかった」「できるだけ安くフォークリフトを処分したい」といった場合には、ぜひ信太商店をご利用ください。

信太商店のフォークリフト回収実績

当社ではこれまでに数多くのフォークリフトを回収しています。

以下では作業事例と処分時の費用がご覧いただけますので、フォークリフトの廃棄を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

フォークリフトの大きさによっても撤去費用は変わってきますが、だいたい1台あたり10万円前後が相場となっています。

当社では経験豊富なスタッフが迅速かつ安全にフォークリフトの回収をおこないますので、できるだけ早くフォークリフトを手放したい方には特におすすめです。

信太商店の問い合わせ先

     
電話番号 フリーダイヤル:0120-937-277
笹塚営業所:03-6381-6141
問い合わせフォーム https://www.shida-eco.com/inquiry
メールアドレス shida@shida-eco.com

信太商店では即日見積もり・即日作業を心掛けています。「ひとまずフォークリフトの処分に掛かる費用を知りたい」といったお問い合わせにも対応していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

もちろん複数台のフォークリフトをまとめて処分することも可能です。(フォークリフト以外の大型機械にも対応)

まとめ

中古フォークリフトの買取相場や高く売る方法、処分する際の疑問などを詳しく紹介してきました。フォークリフトは新しい年式のもの、使用年数が短いものほど高く売れる傾向にあります。

また、フォークリフトのスペック(最大荷重)ごとに買取価格が上がるところも特徴的です。ただし、故障によって動かなくなったフォークリフトには値段が付かないこともあります。

そうしたフォークリフトを廃棄するときにおすすめの処分業者が信太商店です。当社であれば迅速に現場まで駆け付け、素早くフォークリフトを回収できます。

動かないフォークリフト、買取不可と判断されたフォークリフトを処分したい方は、ぜひ信太商店を頼ってみてください。

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