切った木の根っこを枯らす4つの方法|放置してはいけない理由

「切った木の根っこを枯らして処分したい」
「切った木の根っこはどうやって枯らせるの?」

伐採後に残っている根っこを処理したいけど、シャベルやノコギリを使って力仕事をしたくない。
そう思っている方は多いのではないでしょうか?

実は切った木の根っこを枯らして処分する方法もあるのです。

この記事では、切った木の根っこを枯らす方法について紹介します。
木の根を放置している人は、放置しない方がいい理由も紹介するので早めに処分しましょう。

切った木の根っこを枯らす方法

枯れた木

切った木の根っこは、引き抜く方法以外に、枯らせて取り除く方法があります。
時間はかかりますが、引き抜くよりも楽に取り除く事ができます。

切った木の根っこを枯らすためには、以下の4つの方法があります。

  • 除草剤を使う
  • 巻き枯らしを行う
  • 腐葉土で土に還す
  • ビニール袋で日光を遮断する

除草剤を使う

除草剤は、接触した全ての植物を枯らしてくれます。
除草剤を伐採した木の根に塗ることで枯らす事ができます。

木の根の切断面に塗るのも良いですが、木の根に穴を開けて、中に除草剤を入れても効果が期待できます。

除草剤は、早ければ半年ほどで木の根を腐らせる事ができます。
月日が経つと伐採の時にできた切り口が塞がっていくので、除草剤を塗っても浸透しなくなるのです。

切った木の根っこを除草剤を使って枯らしたい時は、伐採してからすぐに除草剤を塗るようにしてください。

巻き枯らしを行う

巻き枯らしとは、ナタを使って樹皮と形成層の部分を環状に削り落として木を枯らす方法です。

形成相と内樹皮を切断することによって、葉で作られた光合成物質が根に運ばれなくなることで枯れる仕組みとなります。

ただ、木の根が樹皮以外の場所から光合成物質を吸収している場合枯らす事ができません。

せっかく作業したのに枯らす事ができないと疲れます。
巻き枯らしは難易度が高いので素人の方は苦戦するでしょう。

腐葉土で土に還す

腐葉土を使うことで、木の根を土に還すことができます。
この方法は長い時間がかかるため、すぐに処分したい方にはおすすめできません。

まず、伐採した木の根を1ヶ月程放置して枯らしていきます。

その後に、木の根に防水用の囲いを設けます。木の根の断面からは60センチ程高い位置になるようにしてください。防水用ではなく、プラスチック製のものでも囲えれば問題ありません。

木の根の周りを囲み終わったら、腐葉土を入れて一年放置します。
そうすると切った木の根は土に還っていきます。

放置していると一年の間に腐葉土が乾燥してしまいます。
乾燥していると、腐らせることができないので、適度に水やりを行うようにしてください。

ビニール袋で日光を遮断する

切り株に太陽の光を浴びさせないように黒のビニール袋を被せます。
そうすると、木の根に光合成で吸収したエネルギーが行き届かなくなります。

時間はかかりますが、薬剤を使わず木の根を枯らす事ができます。

切った木の根っこを放置してはいけない理由

伐採だけで切った木の根を放置していませんか?
庭の見た目はよくなったかもしれませんが、実は切った木の根っこを放置しておくのはNGです。

切った木の根っこを放置してはいけない理由は、以下の3つがあります。

  • シロアリが発生する
  • 地盤地下のおそれがある
  • 芽が生えてしまう

シロアリが発生する

伐採して木の根を放置しておくと枯れるので、シロアリが住み着くことがあります。

シロアリは枯れている切り株や腐りかけの切り株を好みます。ジメジメしている環境がシロアリにとって最高の環境なので住み着きます。

腐った木に住み着いただけでなく、そこから家の方にまで侵入してきて、家の柱などをボロボロにしてしまいます。

シロアリに家の柱をボロボロにされると耐久性を失います。小さな地震などで家が倒れてしまう事もありえるので、切った木の根は処分しておきましょう。

地盤沈下のおそれがある

切った木の根は処理していないと腐っていきます。地面に埋まっている木の根が腐ると、そこに空洞が生まれます。

空洞ができると地盤が緩くなるので地盤沈下する可能性があり、大変危険です。

芽が生えてしまう

木の根は伐採しても成長は止まりません。土の中で根は成長を止めず、新しい芽まで生えてくるのです。

その芽も放置しておくと立派な木にまで成長してしまいます。

完全に除去するなら根っこを処分するしか方法はありません。

業者に頼んだ時の相場

業者に木の根の処分を依頼した場合、木の根の高さによって金額が変わってきます。
業者にお願いした時の相場を下記にまとめました。

3m未満3,000〜10,000円
3m〜5m8,000〜12,000円
5m以上12,000〜15,000円

伐採も同時にお願いするのであれば、さらに費用がかかります。

  • 木の高さ
  • 木の太さ
  • 範囲

などを業者に見てもらい、見積もりを出してもらいましょう。

切った木の根っこを処分するなら業者に相談

木の根を枯らして処分する方法を紹介してきましたが、手軽にできる反面、時間がかかるのがデメリットです。
木の根を放置すればするだけ成長していくので、処分は早ければ早い方が良いでしょう。

自分で木の根っこを枯らしたり、処分するのが難しいと思ったら、業者にお願いしましょう。

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